JUNK BOX

小説,映画,スポーツなどによってインスパイアされた考えをだらだらと.

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愕然・・・

今日はNBAファイナル第1戦について書くつもりだったのですが,それは明日にまわします.

いつも覗くSF関係のサイトで野田昌宏さんのご逝去を知り,慌ててネットで関連記事を探していましたら,氷室冴子さんの死亡記事にぶち当たり,ダブルショックといった感じです.

お二方の文章,作品には多大な影響を受けました.

野田さんについて言えば,私は早い時期に(当時SF界を席巻していた)「ニュー・ウェーブ」の洗礼を受けて,頭でっかちなもので四苦八苦しながらバラードの「コンデンスト・ノベル(濃縮小説)」を読んでいたのですが,それでも野田さんのコラム読みたさに,古本屋でSFマガジンのバックナンバーを漁っていたりしていました.

野田さんのご尊父がおっしゃっていたという「必要になってから慌てて本を買うのは下品だ」*1 という言葉は,私の座右の銘となっています.そのために,読みそうにない本をどれだけ買ったことか・・・

そして,氷室さんは,とにかくめちゃくちゃ好きで,尊敬する作家の一人です.

処女作にして,古典的な少女小説としてほとんど完成の域に達している「白い少女たち」から,最後の作品(?)「海がきこえる」まで,そのほとんどが傑作と言っていいと思います.*2

新作を書かなくなってからもう随分たっていましたが,それでも「冬のディーン 夏のナタリー」の続きを一縷の望みで願っていました.しかし,それも今となってはかなわぬ夢です.なぎさや多恵子のその後も,できうれば知りたかったのですが・・・

今はただ,お二方に感謝の意をこめて合掌したいと思います.




*1 記憶のみで書いているので,細部は違っているかもしれません.

*2 「銀の海 金の大地」シリーズだけは途中で挫折しました.

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